仕事が辛くて会社を今すぐ辞めたい人がやるべきこと【認知を変える OR 辞める】
こんな人向けに書きました。
- 仕事が辛すぎて今すぐにでも会社を辞めたい人。
こんなこと書いてます。
辛いけれど耐え抜かざるを得ない人
我慢することは全然偉くない
人がやりたくないことをやれる人は大成する
それは嘘です。
やりたくないことをやり続けるのは辛いです。
できるようになれば楽しくなるという人もいるでしょうょう。
そう思える人はそのままでいいです。
この記事は、今の辛さを耐え抜いて、もがいて、何か結果を出しても自分は幸せにならないと確信してしまった人向けに書いています。
辛いことは本当にやめられないのか
会社のすべてが辛いわけではなくて、特定の何かだけが辛いという人はメモを用意してください。
まず、自分が辛いと思うことを思いつくだけ書き出してください。
次に、仕事を3つに分類してください。
あなたのお客様がお金を払ってでもあなたにやって欲しいと思うであろう仕事には◎をつけましょう。
お客様がお金を払うかは別として、ビジネスを維持していくために必要な仕事(法務や財務など)に◯をつけましょう。
お客様がお金を払わず、ビジネスを維持する為にどうしても必要なわけではない仕事には×をつけましょう。
×がついた仕事はやらなくていいです。
上司に相談しましょう
業務効率化の為に不要な業務は無くしたいといえば良いでしょう。
1つずつ辛い仕事を消していきましょう。
自分を殺さずに辛い状況に耐える方法
自分の内面を殺さずに、辛い現状に耐えきる方法がたった1つだけあります。
それは、辛さに意味を見出すことです。
ひとりの人間が避けられない運命と 、それが引き起こすあらゆる苦しみを甘受する流儀には 、きわめてきびしい状況でも 、また人生最期の瞬間においても 、生を意味深いものにする可能性が豊かに開かれている 。勇敢で 、プライドを保ち 、無私の精神をもちつづけたか 、あるいは熾烈をきわめた保身のための戦いのなかに人間性を忘れ 、あの被収容者の心理を地で行く群れの一匹となりはてたか 、苦渋にみちた状況ときびしい運命がもたらした 、おのれの真価を発揮する機会を生かしたか 、あるいは生かさなかったか 。そして 「苦悩に値 」したか 、しなかったか 。
BATNAを用意すると気持ちが楽になる
BATNAとは、Best Alternative To a Negotiated Agreementの略で、交渉が決裂した際の最善策のことです。
たとえば転職で複数の会社と面接を続けているとします。1社に内定を持っていると、他社と交渉する際に、この内定が「合意が成立しない場合の最善の案」= BATNAとなります。 交渉上手は頭の中にBATNAやZOPAなどの構造を描く | GLOBIS 知見録
辞めようと思えばいつでも辞められる状態を作ること。
そうすれば、会社ではなく、あなたが主導権を握れます。
あなたが会社に求めているものを代替できる何かをみつけましょう。
後先考えずに辞めようとしている人
まずは休もう
まずは休みを取りましょう。
疲れていて追い詰められていると正常な判断ができないからです。
自分が思いっきりリフレッシュできることをやりましょう。
森に行ってみましょう。
動物と触れ合ってみましょう。
旅行に行ってみましょう。
温泉に行きましょう。
休暇が取れるなら休暇を取りましょう。
友達と会って話してみましょう。
小説を読みましょう。
余裕がない時は、一旦自分を仕事から切り離してみましょう。
環境を変えて頭をリセットしましょう。
嫌なことがあるなら嫌と言おう
この記事でも書きましたが、とにかく嫌なら嫌ということはとても大切です。
言わなければ伝わらないし、言えば伝わることもあります。
何より、何も言わない人の気持ちは汲み取ってもらえません。
何でもかんでも基本言ったもの勝ちです。
戦略、つまり経営資源の配分先は、結局のところ Preference(好意度)、 Awareness(認知)、 Distribution(配荷)の3つに集約されるの です。 問題のあるビジネスのたいていはプレファレンス以前に、「認知」と「配荷」にわかりやすい大きな問題があります。
プリファレンスは消費者の好みのことです。
会社に当てはめれば、上司のお気に入りになれるか、上司に認められるかということです。
つまり、自分の希望が実際に通るかはプレファレンスに左右されるとここでは考えます。
認知とは、そもそも知ってもらっているか、相手の選択肢に入っているかということです。
そもそも、自分が今辛いんだということを認知してもらっていなければ、
他の人があなたの辛さを軽減するために動く可能性はゼロです。
よって、あなたの状況が変わる可能性もゼロです。
自分が望まない環境にいる第一の理由は、自分の希望を伝えていないことです。
知ってもらうことが大前提です。
とにかくまずは自分の辛さを伝えましょう。
そして、やりたくないことははっきりやりたくないと伝えましょう。
やりたいことを伝えましょう。
それでも、自分の勝手な都合で何かを断るなんてだめだと思う人、
うまくできない自分が悪いんだと思う人、
特にやりたいこともないから今やっていることがやりたくないなんて言いにくいという人は
この記事を読んでみてください。
https://syukatsu.hateblo.jp/entry/before-leaving-the-companysyukatsu.hateblo.jp
辞めたあとを疑似体験しよう
辞めるという意志を周囲に表明する前に、これだけはやってみておいて欲しいということがあります。
それは、自分はどんな辛さが嫌で、どんな辛さなら耐えられるかということです。
私は会社を辞めると言ってしまってから気づきました。
大企業の待遇の良さ、辞めれば家も収入もなくなること。
今の自分には一人で稼ぐ力も、希望する職種に転職するスキルもないということ。
ウェブライディングでは4時間かけて書いた記事が承認されず、ブログはアクセス数一桁、アフィリエイトの審査には落ち、転職で応募しても書類審査落ちです。
世の中そう甘くありません。
辛いことから逃げるために辞める、楽したいから辞めるは通用しません。
結局何らかの辛さからは逃れられません。
でも、絶望することはありません。
なぜなら、「辛さのベクトル」を変えることはできるからです。
人の間に入って調整するときの辛さには耐えられないけれど、
いくらブログを書いてもアクセスがないという辛さには耐えられるかもしれません。
毎日毎日満員電車に乗って会社に行くことには耐えられないかもしれないけれど、
安アパートで貯金を切り崩しながら生活して行く辛さには耐えられるかもしれません。
自分がどんな辛さになら耐えられるのか、実験してみると辞めるという決断に自信が持てます。
まずは、もし今の辛さから逃れられたとして、どんな試練が待っているかを疑似体験してみましょう。
人それぞれやりたいことは違うと思いますので参考になるかは分かりませんが。
私がやってみたことを書きます。
クラウドソーシング
自宅でもできる仕事がたくさんあります。
IT系 | メディア系 | その他 |
---|---|---|
システム開発・運用 | ライティング・ネーミング | タスク・作業 |
Web制作・Webデザイン | マルチメディア | ビジネス・事務・専門・その他 |
デザイン制作 | 翻訳・通訳サービス |
登録してみてこんなことが分かりました。
- 自分のスキルでお金になりそうなスキルはあるか。
- 依頼のレベルはどのくらいか。
- 契約獲得の競争率はどのくらいか。
- 自分はやっていけそうか。
ライティング
契約が先行するのは敷居が高いなと思う人には、ザグーライティングがおすすめです。
時間制限ありのタスク型で仕事ができます。
希望のテーマを選択するだけでライティング画面が立ち上がり、タイマーのカウントダウンが始まります。
制限時間内に終わらないとゲームオーバーという形式です。
アフィリエイトのASPが一般公開されてないようであまり紹介されていませんが、気楽に何か始めて見たい人にはおすすめできます。
やってみて思い知ったこと 1. 記事を書くのに思った以上に時間がかかる。 1. コピペに厳しい。少しでもネットの情報をコピペすると審査に通らない。 1. 制約が多く、その中で書くのが難しい。
それでも辞めたいならすぐに意思を伝えよう
それでも辞めたいと思うなら、すぐに上司に辞意を伝えましょう。
辞めるまでに数ヶ月かかる場合もあります。
出社したらすぐに伝えましょう。
https://syukatsu.hateblo.jp/entry/reasons-for-leaving-the-companysyukatsu.hateblo.jp
大手SIerが向いている人、向いていない人。
こんな人向けに書きました。
こんなこと書いてます。
SIerとは?
SIerはSystem Integrator(システムインテグレーター)の略で、主に非IT企業や官公庁等のITシステムのコンサルティング、設計、開発、運用、ハードウェアの選定等を一括で請け負うことを事業としている企業を指します。
こんな会社がSIerに分類されます。
詳しくは、上記リンクSIerとは何かをご覧ください。
特にこんな業務をする場合の向き、不向きを書いていきます。
ここでは、SIerの職種の中でも、SEに絞って話を進めます。 中でも技術研究や開発特化の人ではなく、一般的な現場で開発・運用・保守を行う場合を想定しています。
こんな人はSIerに向いています。
学校行事が好きだった
休み時間はいつも友達と話していた
お節介な人
誤植によく気付く
友達と旅行に行く時に自分が計画を立てる
学校行事が好きだった
これはSIerというよりは、大企業向きの性格という方が正しいかもしれません。
大きい企業は慣習的に忘年会や新年会、決起会などが行われます。
宴会で出し物をしないといけないなんてこともまだまだあります。
そういうことが大嫌いでどうしてもやりたくないという人にはお勧めしません。
私は年2回の新年会、忘年会と2ヶ月に一回程度の歓送迎会が嫌で仕方なく、それが辞める理由の一つでした。
休み時間はいつも友達と話していた
SIerでは特に、認識相違が後々大きな問題になります。
設計書を修正し直し、コーディングをし直し、テストをし直し。
手戻りが発生するとかなりの手間とコストが発生します。
それを防ぐためには、常日頃からなるべく多く顧客や関連システムの担当者とコミュニケーションをとり、
明らかになっていない認識の違いを洗い出して行く必要があります。
私は人と話すのが苦手です。初対面だと特にだめで、いちいち尻込みしていると全く情報を収集できません。
結果わからないことがわからないままに放置され、後々大きな問題になります。
お節介な人
自分のことだけでなく、他の人がうまくできているかも気になって、ついついお世話を焼いてしまう人はSIerに向いています。
SIerの仕事は規模が大きいことが多く、自分の担当部分が問題なくいったとしても、それだけで仕事は終わりません。
すべての部分が滞りなく終了して初めて終了です。
なので、事前に自分の担当以外の問題点にも気付けないと、プロジェクトはスムーズに進みません。
関係者との連携が必要なことも多々あり、事前にどの作業は誰の作業が終わらないとできないか、どういう状態にしておいてもらわないと行けないかを調整する必要があります。
本番になって初めて連携が取れていないことに気付くというのでは、毎回トラブル続きです。
時間はかかるし消耗します。
事前に何を調整すべきか全て洗い出し、完璧に進められればきっととても達成感があります。
お節介で担当部分以外でも色々なところが気になってしまう人は、こういう調整や課題の洗い出しが自然とできます。
そういう人にはとても向いている仕事です。
誤植によく気付く人
誤植に気付ける人、言葉の使い方、文章の正確さにこだわれる人は向いています。
SIerはシステムを複数人で、長期間に渡って運用・保守していきます。
開発の手戻りを減らすために正確に情報をやりとりする必要があることはもちろん、
作成したドキュメントは、後々担当することになるまったくそのシステムを知らない人にも伝わるように作らなくてはいけません。
そんなとき、誤植は命取りです。
作成した本人なら、それが取るに足らない間違いであることはわかり、すぐに読み替えができるでしょう。
しかし、それを初めて見た人は、何が正しいのかわかっていません。
一部間違った記載があればそれだけで混乱します。
SIerはチームで長期的にシステムを運用していきますし、少しの認識齟齬が大きな問題に発展します。
その為、誤植をしない注意力、細かい点まで気を配れる性格は確実に重宝されます。
友達と旅行に行く時に自分が計画を立てる
SIerの仕事は計画を立てて、その計画通りに遂行して行くことが求められます。
一旦計画が承認されてしまえば、その計画と違うことをすることは困難です。
あらかじめ様々な問題を想定した網羅的で妥当な計画を立てる必要があります。
その為には、下調べや過去事例の調査、所要時間の計算とスケジューリングなど、綿密な準備が必要になります。
友達との旅行の計画を自分で立てる人は、そういった下調べやスケジューリーングに長けている、
あるいはそれが苦にならない人だと思います。
そういった人は、計画を立てる際の勘所もわかっているので、経験がそのまま活かせます。
こんな人はSIerに向きません。
学校行事が大嫌いだった人
チームで何かをするのは苦手と考えていいでしょう。
学校行事が嫌いな人=人とわいわい何か作り上げることに意味を感じない人、学校は勉強する場だと割り切っている人ではないかと思います。
これを会社に当てはめると、飲み会・宴会が嫌いな人です。学校行事はサボろうと思えばサボれますが、会社の行事は業務時間内に組み込まれていたり、幹事を任されたりもします。
教室にいるのが苦痛だった人、放課後逃げるように家に帰っていた人
人がたくさんいる場にいるのが苦手な人に大企業は向きません。
そもそも、会社で働くのに向いていない可能性もあります。
会社ではだ一つのオフィスで大量の人が働いています。
そういう場にいるのが辛いという人は、ただ出勤して席に座っているだけでも相当程度のストレスを感じることができます。
大企業に就職するのはやめるか、リモートワークが導入されている大企業を選びましょう。
他人に無関心な人
多くの人と連携を取ることが求められる仕事です。
他の人がやっていることに興味を持って、誰が何をやっているか把握していないとやっていけません。
他人に無関心な人は、この基本動作がなかなかできません。
収集できる情報量が減ります。
この業界において、本当に大切な情報は人が持っています。
ドキュメント化あるいは共有されていないことも多いです。
知っている誰かを特定し、さらにどんどん情報を引き出す力が求められるのです。
これができないと、仕事が進まず苦労します。
テストで見直ししているのにケアレスミスで点数を落としていた人
書類のミスはとても致命的です。
正確に書かないと差し戻されます。
認識齟齬が生じて思わぬところで困ったことになります。
場所、時間、人名、会社名、一つ間違えただけで平気で6~7時間遅れが出ます。
なぜなら、大手SIerは承認プロセスがえげつないから。
少なくて3人、多いと20人近くの承認者に承認してもらわなければ物事は動きません。
自分が書類のチェックをしなければいけないことも多くあります。
間違いに気付けないと仕事になりません。
旅行計画はいつも人任せな人
大手SIerの仕事に計画はつきものです。
開発計画書を書いて、その通りに実行することが求められます。
思っていたのと違ったから、計画と違うことしますというのは許されません。
また、自発的に計画を立て実行するというのが好きでない人にとって、
「計画を立て、人と資源を集めて調整し、マネジメントして何かをやり遂げる」
というSIerの醍醐味は全く刺さらないと思われます。
こういう類のことに意味を感じられない人にとって、
大手SIerの仕事は楽しくない、何のためにやっているのか分からない、向いていないつらい仕事となってしまいます。
たくさんの人と協業し大きなプロジェクトを進めて完遂するということは、
やる人がやればとてもやりがいと達成感のある仕事だと思います。
ただ、そういうことに興味が持てない人にはおすすめできません。
「集団行動が苦手」を武器にする。
こんな人向けに書きました。
- 集団行動が苦手、人と行動するのが苦手、人がたくさんいる場が苦手
- 克服したい気もするけれど、そこまで一生懸命になれない
- きっぱり割り切りたいけれど割り切れない
- 割り切っているつもりだけれど、たまにこれでいいのか不安になる
こんなこと書いてます。
無理やり合わせる必要なんてもうない
人と合わせる時代じゃない
マスマーケティングから、コミュニティマーケティングへ 鶴見至善(博報堂 コピーライター)
マスマーケティングから、コミュニティマーケティングへ | 月刊「事業構想」2012年11月号
大量生産大量消費、マスが強かった時代はもう終わりました。
みんなが同じようなテレビを見て、同じようなことを知っている時代は終わりました。
みんながそれぞれに、違ったコンテンツを見ています。
情報は大量にありすぎて、誰かと共有することは難しくなってきています。
スマートフォンが世界を呑み込み終えた今、私たちのインターネットは「究極のコミュニティ分散化時代」を迎えました。つまり、誰でも使うデバイスやサービスはあるけれど、誰でも知る・賛同するトピックは事実上なくなったという状況です。
「コミュニティ」超・分散化時代の『マスに還す』プランニング | 宣伝会議デジタル版
だから、小さなコミュニティーが作られる。
友達というコミュニティー、趣味のコミュニティー、ニュースサイトもコミュニティー化していたりします。
どこにでもコメント機能がついていて、コミュニケーションが取れるようになっています。
そんな集団の多様化が進む時代に、固定化した既存集団に無理やり自分を合わせていくのはナンセンスです。
人と違う経験=価値
「たとえば、シリコンバレーの有名な起業家は『競争はバカがするものだ』と言っています。要は、ほかの人と同じことはしないこと。結局は、それに尽きると思います。
意識なく「コモディティ化」してしまう恐怖 | レクサス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
人と同じことができることに意味がない時代です。
誰でもできることは価格競争になります。
誰でもできることはすぐに代替されます。
他の人と同じ行動をとり、同じ経験をすることに意味はあるでしょうか?
あなたはそこで勝ち抜いていけますか?
集団行動が苦手、人と合わせるのが苦手というのは、これからの時代武器になります。
その自分の性格が自分を導くままに、どんどん人と違う行動をしましょう。
人と違う経験をしましょう。
それが価値になります。
それでも人と合わせないわけにはいかないという人のために
そうはいっても…という人のために1
そうはいっても、とはいえ集団行動をしないという選択はなかなかできない…。
公式行事に参加しない参加しないわけにはいかない…。
そんな風に思っている方はこの記事を読んでください。
もっとわがままに、我を通してもいいんじゃないという話。
https://syukatsu.hateblo.jp/entry/when-you-have-a-hard-timesyukatsu.hateblo.jp
https://syukatsu.hateblo.jp/entry/insist-on-painsyukatsu.hateblo.jp
https://syukatsu.hateblo.jp/entry/reasons-for-leaving-the-companysyukatsu.hateblo.jp
そうはいっても…という人のために2
そうはいっても、集団の中でやりきりたいことがある、なんとかうまくやっていきたいという人もいると思います。
そんな方には自己ブランディングをおすすめします。
みんなから、少し集団行動が苦手なあなたを認めてもらう方法です。
人と合わせるのが苦手な著者が、仕事に支障をきたさずに、自分も消耗せずに生きていくために編み出した方法が解説されています。
こちらの本を読んでみて下さい。
集団と違った行動、経験はあなたの武器になる
他の人と違う行動をとることは、あなたを不安にさせるかもしれません。
でも実は、違う行動を取ることこそが筋のいい生き残り戦略なのです。
集団行動が苦手というあなたの悩みのタネは、実は今を生き抜く武器です。
その武器をどう使うか、それはあなたにかかっています。
どんどん「人と違う」を積み重ねていきましょう。
大企業のメリット【SE/SIer】
こんな人向けに書きました。
- 大企業で働くことに疲れた人、意味を見出せない人。
- 大企業でもう少し頑張りたい人。
- 大企業で働こうか迷っている人。
こんなこと書いてます。
- 大企業のいいところ① 給料が高い
- 大企業のいいことろ② 充実の福利厚生
- 大企業のいいところ③ 社会的信用が得られる
- 大企業のいいところ④ 研修制度の充実
- 大企業のいいところ⑤ 長い目で育てる文化
- 大企業のいいところ⑥ 残業規制
- 大企業のいいところ⑦ 同期が優秀
- 大企業のいいところ⑧ 海外と関わる仕事もできる
- まとめ
自分が大手SIerでとして働いた経験に基づいて書いています。 他の業界や他の会社では違うかもしれませんが、自分の経験の範囲内で大企業の良さを書いてみます。 大企業と言うよりは、自分が勤めていた会社のいいところというのが正しいですが、まどろっこしいので大企業という呼称で書いていきます。
大企業のいいところ① 給料が高い
自分が勤めていた企業は、業界内では薄給な方だと言われていました。
それでも月40時間の残業で手取り26万円、家賃補助3万円、定期代月1万円の補助がありました。 実質月30万円の手取りがある計算です。
誰でも作れる書類の作成をし、たどたどしく仕事を進める新入社員にこの給与というのはかなり恵まれています。
好きなだけ本を買って、好きなだけカフェに行っても、15万は余るという恵まれた生活ができていました。
生活に困らないだけのお金が毎月入ってくると精神も安定します。
心の余裕は何にもまして大切なことです。
所得の安定でこそ、心の余裕が生まれるという人にはとてもおすすめできる環境です。
大企業のいいことろ② 充実の福利厚生
仮に初任給20万程度と書かれていたとしても、大企業であればその上に充実の福利厚生が上乗せされます。
家賃補助や通勤手当を有効に使えば月10万円程度もらえます。
有給休暇も充実し、介護や結婚、出産などライフイベントごとに休みが取れます。
働いていないのに給料を出せると言うのは大企業の体力あってのことです。
大企業のいいところ③ 社会的信用が得られる
大企業に勤める大きな利点として社会的信用が得られることが挙げられます。
会社を辞めると決めて一番困ったのは、家をどうするかです。
会社に入って、自分で契約して部屋を借りました。
その時は会社名だけ書くだけですぐに部屋を貸してもらえました。
でも、今は無職です。これからも家を貸し続けてくれるのか…。
これはかなり深刻な悩みでした。
まあ、安アパートなら借りられるだろう、最悪実家に変えればいいとタカをくくりましたが…。
とにかく感じたのは大企業の信用の凄さです。
信用を個人で作り出すのはきっと大変です。
新入社員ごときで、その信用を得ることができる大企業は本当にすごいと思いました。
大企業のいいところ④ 研修制度の充実
自分で受ければ10万円単位でお金がかかる研修に、バンバン参加できます。
自分の会社は半年ほど研修しかしていませんでした。
一銭も稼げない新入社員にさらにコストをかけて研修を受けさせる。
これってかなりすごいことだと思います。
タダメシを食わせるだけの余裕があるということです。
この大企業の体力には本当に感嘆します。
大量の人間を雇って働かせて、さらに働いていない人間まで食わせることができる。
働き方改革で労働時間を削り、人件費を抑える方向に動いているとはいえど、大企業は体力お化けだなと思います。
大企業のいいところ⑤ 長い目で育てる文化
研修の部分とも重なりますが、大企業は長期的に育てる体力がある点が素晴らしいです。
ベンチャーは即技術が身につくのが売りのところが多いですが、それは裏を返せば技術をすぐに身につけられない人間はお役御免ということではないでしょうか。
とにかく実践、実践で自分で身につけていけというスタイルな印象です。
それに比べて大企業には余裕があります。
人もお金も潤沢で余剰があり、その余裕が手厚い研修やフォローに繋がります。
すぐに結果が出なくても、ゆっくり育てていこうという雰囲気があります。
これはとても貴重だなと思います。
5年、7年スパンでの成長を前提にしているのが大企業です。
じっくりコツコツ、基礎的な社会人スキル(コミュニケーション能力、管理能力、人と連携してやっていく力)から身につけていきたいと言う人には大変お勧めできます。
大企業のいいところ⑥ 残業規制
残業があるとはいっても、きちんと管理されています。
サービス残業っぽい時間もありますが、それなりに残業時間はつけられます。
若手は時間管理型なので、一定の時間になれば帰れます。(帰らされます。)
忙しい時は連日20時をすぎることもありましたが、そうでなければ18時台には帰れました。
2年目の同期もほとんど18時半には帰っていました。
終電続きの超ブラックということにはならないのが大企業のいいところです。
大企業は国の方針にきちんと従うので、働き方改革も堅実に反映されています。
大企業のいいところ⑦ 同期が優秀
大企業は入社希望者も多く、企業側もよりどりみどりで人を選ぶことができます。
業界トップ企業でなくても、同期を見渡せば有名私大や国立大出身者ばかりです。
おそらくベースの頭の良さがあり、その上で大学時代それなりに能動的に経験を積んできています。
さらに、同じ業界同じ企業を選び、同じ企業から選ばれたということで、性格や趣味嗜好もある程度似通ってきます。
自分と同じことに興味がある人は大学時代あまりいなかったので、同じことに興味を持っている同期と話すのはかなり楽しいです。
ベンチャーでも気の合う人はいると思いますが、同期は数人だと思います。
一方、大企業は採用者数が多い上、研修で多くの時間を共有するので、どんなに人見知りでも何人かとは打ち解けることができます。
頑張らなくても自然と気の合う仲間ができたのがとても嬉しかったです。
会社を辞めても同期とは飲みに行ったりしたいなと思います。
なんだかんだ不満を言い合いながら研修を乗り切って、同じような悩みを共有しながらやってきた同期は宝物です。
これだけでも大企業に入ってよかったなと思います。
自分は辞めてしまったけれど、同期には今の苦境を乗り切って、楽しくて評価される仕事を掴み取っていって欲しいです。応援してます。
もう同じ会社の一員として何かすることはできないけれど、自分でも役に立てることがあったら嬉しいな、なんて思います。 技術系のブログとか、仕事の効率化とか、タイムマネジメントの方法とか、何か大企業の規制厳しいインターネットからでもアクセスできるようなページを作って、貢献できる情報を発信できたらいいな。
大企業のいいところ⑧ 海外と関わる仕事もできる
大企業は大抵海外進出しています。そして、海外の仕事がしたい若手を探しています。
自分も、担当していたシステムのユーザーは海外ユーザーでした。
英語のメールを出したり、たまにくる英語の電話にたどたどしく対応したり、英語のマニュアルを作ったり。
英語で仕事をしてみたい!という希望は叶いました。
英語使ってみたいと思っている人はおすすめです。
まとめ
大企業にもいいところはたくさんあります。
今、大企業が辛い、でもまだ頑張りたいと思っている人は、こういう面にも目を向けてみてください。
大企業でやりたいことがある人、その辛さの先に実現したい何かがある人が、もう一踏ん張りして前に進むきっかけになれば嬉しいです。
それでも辛い、無理、となったら下の記事も読んでみてください。辛い環境を変えるきっかけになるかもしれません。
http://syukatsu.hateblo.jp/entry/2019/05/27/%E6%96%B0%E5%85%A5%E7%A4%BE%E5%93%A1%EF%BC%86%E8%8B%A5%E6%89%8B%E7%A4%BE%E5%93%A1%E3%81%AB%E5%8B%A7%E3%82%81%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%B8%80%E3%81%A4%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8syukatsu.hateblo.jp
http://syukatsu.hateblo.jp/entry/2019/05/26/%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%84%EF%BC%9F%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%84%E3%81%84syukatsu.hateblo.jp
【新入社員&若手社員】「仕事が辛い、楽しくない」を伝えよう
こんな人向けに書きました。
- 新入社員の人、若手の人
- 仕事が辛い、楽しくないと感じ始めた人
- 大企業勤めの人
こんなこと書いてます。
対象読者
仕事ではなく会社に嫌気がさしている人にはこちらの記事をおすすめします。
こんな風に感じられている人は記事を読むのをやめましょう。
社会で働くことには辛いことも多いが、仕事を達成したときの喜びも多く、家庭での仕事にはそういう達成感があまりない。
Working in a society gives women both hardship and achievement, but the daily chores at home don't seem to give them fulfillment.
ゴール
- やりたくないことを主張する
- 考え方を変えて主張できるようになる
やりたいこと、やりたくないことを主張しよう
我を通していますか
やりたくないことをやっている人に質問です。あなたは自分がやりたいこと、やりたくないことを主張していますか?
やりたいことを言っているのに希望が通らない。そんな方にはこの記事は意味がないかもしれません。
やりたいと言っても、うまくできるか自信がない。
やると言われたことをやるのが当たり前。
仕事は仕事で自分のわがままを言ってはいけない。
そんな風に思っている方はこの記事を読んでみて下さい。
少しでも辛くなったらやってほしいこと
私は配属後に自分がやりたくないことを、我慢してやってきて、5ヶ月で完全に心が折れました。
こんなことがこれから数十年続くなら、絶対にやっていけないと思いました。
自分を殺してまで会社で働き続けるなんて絶対に嫌だと思いました。
そして、6ヶ月目に上司に退職することを伝えました。
こんな風に追い込まれる前に、心の底からその場が嫌になってしまう前に、やってほしいことがあります。
それは、やりたいこと、やりたくないことを周囲に伝えるということです。
退職の面談をした際、上司は自分の経験を話してくださいました。
嫌な仕事や研修は嫌と言ってきて、その希望のほとんどは通ったこと。
主張すれば業務内容や配置を変えてもらえるということ。
言われたことをやるのが仕事だと思っていた自分にとっては目から鱗でした。
周りを見渡すと、仕事が楽しいと言っている同期は自分がやりたいことを言い続けている人たちでした。
嫌なことは冗談めかして嫌だと伝えたり、不満を自分で抱えこまない、しっかりと伝えていました。
こういった経験から、もっとわがままに、自分がやりたいこと、やりたくないことをきちんと主張してみてほしいと思います。
やりたくないことはやめよう
やりたくないことは断りましょう。仕事は断って大丈夫です。
私は頼まれた仕事を全部はいと言ってやっていましたが、それは当たり前ではなかったようです。
できない仕事はできないと言う。
嫌な仕事は嫌と言う。
何か達成したい大きな目的があるのなら、それを引き受けるのも良いでしょう。
大切なのは、惰性で引き受けないこと。
自分の意志を介在させることです。
やりたくないことを断るべきか、やるべきかわからない時はこの記事も参考にしてみて下さい。
https://syukatsu.hateblo.jp/entry/when-you-have-a-hard-timesyukatsu.hateblo.jp
それができないなら…まずは自分の考え方を変えよう
わかっていてもできない。よくあることです。
心理的障壁が行動を阻止してきます。
そんな時は、自分の考え方を変えましょう。
まずは、自分の行動を制限している自分の考え方を特定しましょう。
そして、その考え方を変えていきましょう。
新しい考え方を刷り込む
私は3ヶ月ほど毎日出勤時間に「原因と結果の法則」という本をオーディオブックで聞いていました。
この本は思考を変えれば行動が変わり環境が変わるということを繰り返し述べています。
このオーディオブックを毎日聞いて、今の自分とは違う考え方を当たり前にしていきました。
3ヶ月後、言われたことをやるのが当然だと思っていた自分から、自分で決めて行動することに拘る自分になりました。
考え方が変わると行動が変わります。
行動が変われば環境が変わります。
無理やり人と合わせてご飯を食べることがなくなりました。
嫌な仕事は嫌と伝えるようになりました。
仕事を辞めることを決めました。
誰に何と言われても、やりたいことができました。
自分で決めることを躊躇しなくなりました。
考え方を変えるのに役立つ本
スクラップ・アンド・ビルド
辛さをハンドリングする上で役に立つ2つの教訓が得られます。
- 目的によって行動の評価は変わる
- 認知によって辛さの評価は変わる
認知についてはこちらの記事でも書いています。
https://syukatsu.hateblo.jp/entry/when-you-have-a-hard-timesyukatsu.hateblo.jp
コンビニ人間
コンビニバイトのみに生きがいを見出す女性の話です。
幸福と満足と安心のものさしは人それぞれ